【教員家庭の投資】個別株で失敗した理由と向かない人の5つの特徴

 お金のこと 
教員妻
教員妻

貯金だけでは将来が不安。でも、どんな投資をすればいいのかわからない…

教員夫
教員夫

個別株投資ってどんな人に向いているの…?

そんな不安を抱えている教員家庭の方は多いのではないでしょうか。

実際、投資の世界には「個別株で大きく儲けた!」という話もあれば、「大損してしまった…」という声もあります。何が正解なのか、迷ってしまいますよね。

しかし、私自身が個別株に挑戦し、大失敗した経験から言えるのは、教員家庭にとって個別株はリスクが高いということです。

期待を込めて投資した10万円が、たった3年でほぼ0円に…。

この経験から学んだのは、「初心者が個別株で成功するのは難しい」という現実でした。

では、教員家庭にとって本当に安心してできる投資は何か?
結論を言うと、それは「インデックス投資」です。

この記事では、私の失敗談を交えながら、個別株が教員家庭に向かない理由と、安定して資産を増やすための最適な投資法を解説します。

この記事を読めば、無駄なリスクを避け、将来に備えるための賢い投資がわかるはずです。

なお、この本を参考に私は資産形成をしています。こちらもぜひ参考にしてください!

この記事を書いた人

・旦那が小学校の先生
・育児3年目の20代 もうすぐ二児の母親
・旅行好き✈️ 45都道府県制覇
・家計管理💰
・温泉旅行大好き♨
・自分の経験が少しでも誰かの役に立てばと思い情報を発信                       

個別株に挑戦した理由とその結果

なぜ個別株投資を始めたのか?

個別株で稼ぐのは難しいと様々なSNSや本で言われているのは知っていました。

しかし私は「まず、自分で経験してみることが大切」と考える性格です。

何事も実体験から学ぶことを重視していて、投資についても同じ考えを持っていたのです。

さらに、成功すれば大きな利益を得られるかもしれないという期待もありました。

「もしかしたら、自分には才能があるのでは?」と淡い期待を抱いていたのも事実です。

個別株投資した会社

宇宙産業というのは、これから間違いなく発展し、成長していくと投資を知る前からずっと考えていました。

そこで、アストラスペースという会社を見つけ、そこに約10万円ほどの株を買いました。

無知は怖いもの。今が割高なのか割安なのかも考えず、即決で買いました。

すると少しの期間は上がり、これは稼げると思っていたらみるみる株価は下落してしまいました。

しかし、無知は怖いもの(2回目)。

下落したところで買い増しして(ナンピン買い)、平均取得価格を下げればまた次に上がった時により多く設けることができると考えていました。

そうやって株数だけどんどん増えていきました。

個別株をやってみた結果

結果は、見事に失敗しました。

10万円を投資したものの、数年後にはほぼ0円に…。

わずか数年で投資したすべての金額がなくなるという現実を目の当たりにし、個別株投資の厳しさを痛感しました。

この経験から学んだことは、以下の4つです。

  • 個別株はプロの世界:市場には投資の専門家が多く、知識や経験のない初心者が勝つのは難しい。
  • 「なんとなく良さそう」では通用しない:企業の事業内容や財務状況を深く理解しないまま投資すると、大損するリスクが高い。
  • 大きな失敗すると取り返しがつかない:大きな損失を出すと、回復不能のダメージを受ける。
  • 買い時より売り時が難しい:買い時は勢いで買えるのですが、売るときは本当に難しい。上がっていれば「まだ上がるかも…」、下がっていれば「損をしたくない…」と考えてしまいます。

この経験を通して、「個別株投資は簡単ではない」という現実を知りました。

幸い?にも、修復不可能なダメージは背負ってはいけないというのは分かっていたので、

10万円というリスクの範囲内だけど、2度と同じ失敗を繰り返さない金額でチャレンジしたのですが

これが全資産集中投資していたと思うと…

教員家庭のように、安定した収入があるからこそ、大きなリスクを取る必要はないと強く感じています。

こんな人は要注意!個別株で失敗する5つのタイプ

個別株投資は、すべての人に向いているわけではありません。

特に以下の5つのタイプに当てはまる人は、私の経験上失敗するリスクが高いと思われるので注意が必要です。

1. 投資初心者:プロと戦うのは厳しい

個別株の売買では、相手は投資のプロや機関投資家です。彼らは最新の情報をもとに、膨大なデータを分析しながら投資しています。

一方で、初心者は「なんとなく良さそう」という感覚で株を選びがちです。

しかし、その判断が正しければ、すでにプロが買い占めているはず。

プロと同じ土俵で勝負するのは非常に厳しく、初心者が勝ち続けるのはほぼ不可能に近いのが現実です。

2. 本気でない人:「稼げたらいいな」くらいの気持ちでは続かない

「とりあえずやってみよう」「うまくいけば儲かるかも」という軽い気持ちで個別株を始めると、高確率で失敗します。

個別株投資は、企業の決算書を読み、業界の動向を調べ、経済のニュースを追いながら判断する必要があります。

しかし、本気で取り組んでいない人は、こうした分析を怠りがちです。

私も、アストラスペースを購入した理由は

  1. 宇宙分野はこれから成長するから → アストラスペース以外の宇宙関係の会社でもよい
  2. ロゴがシンプルでかっこいいから → 業績や株価に全く関係ない
  3. 社長がNASA?のすごい人だから → 宇宙産業を手掛ける会社の社長はみんなすごい人

上記の3つです。今見るとなんて適当な理由で選んでいたのでしょうか。

また、最初は運よく利益を出せたとしても、長期的に勝ち続けることはできません。

少しの成功で油断し、次の投資で大きな損失を出してしまうことがよくあります。

3. 正当化する人:ナンピン買いを続けてしまい、損失が膨らむ

教員妻
教員妻

今は株価が下がっているけど、いつか上がるはず!買い増ししよう

教員夫
教員夫

会社なんてつぶれないはず。まだいける

このように考えて、損失を正当化してしまう人は要注意です。

特に「ナンピン買い」(価格が下がったときに買い増しして平均購入単価を下げること)を繰り返すと、気づいたときには取り返しのつかない損失になっていることがあります。

企業が成長し続ける保証はありません。

むしろ業績が悪化している会社の株を買い増ししてしまうと、さらに資産が減ってしまう可能性が高くなります。

4. お金のない人:一発逆転を狙うと危険

教員夫
教員夫

10万円を100万円にしたい!

教員妻
教員妻

この株が上がれば、一気に人生が変わる!

こうした一発逆転を狙って個別株に手を出すのは非常に危険です。

なぜなら、個別株は確実に利益が出るものではなく、むしろ資産を失うリスクのほうが大きいからです。

特に生活費や貯金を切り崩して投資をするのは、絶対に避けるべきです。

万が一失敗したときに生活が立ち行かなくなり、精神的にも追い詰められてしまいます。

もし個別株投資にチャレンジしてみようと思う方も余裕資金で行いましょう。

もし余裕資金の中の一部なら失敗したとしてもよい経験となるでしょう。

5. 意思が弱い人:投資方針がブレやすく、迷走する

教員妻
教員妻

この株が良さそう!いや、やっぱりこっちにしよう

教員夫
教員夫

最初は長期投資のつもりだったけど、やっぱり短期で売ろう

こんなふうに投資方針がブレる人は、個別株投資には向いていません。

個別株で成功するためには、自分のルールを決めて、それを守ることが重要です。

しかし、意思が弱いと目先の利益やニュースに惑わされ、コロコロと投資判断を変えてしまいます。

その結果、「安いときに買って、高いときに売る」どころか、「高いときに買って、安いときに売る」という最悪のパターンに陥ることもあります。

また、手数料をいつの間にか多く払っていて、より稼ぎにくくなるでしょう。

教員家庭におすすめの投資法とは?

投資にはさまざまな種類がありますが、教員家庭に向いている方法を選ぶことが大切です。

なぜなら、安定した収入がある一方で、大きなリスクを取る必要がないからです。

では、どのような投資方法が最適なのかというと、インデックス投資です。

ポイント:インデックス投資が教員家庭に向いている理由

投資の目的は、長期的に安定して資産を増やすことです。そのためには、短期間の値動きに振り回されず、コツコツと資産を積み上げる方法が適しています。

インデックス投資は、以下の理由で教員家庭に最適です。

  • リスクが分散される
    • 個別株は1社の業績に左右されるが、インデックス投資は多数の企業に分散投資するためリスクが低い。
  • 運用の手間が少ない
    • 銘柄選びや企業分析が不要で、忙しい教員家庭でもほったらかしで資産を増やせる。
  • 長期的に右肩上がりの実績がある(適切なインデックスファンドなら)
    • 過去のデータを見ると、インデックス投資は長期的に成長している。
    • 雇用が安定している教員なら大きな変化(リストラなど)を考えにくい。長期投資◎
  • コストが低い(適切なインデックスファンドなら)
    • 投資信託やETFの手数料が低く、無駄な出費を抑えられる。

具体的なおすすめの投資先

教員家庭が選ぶべきインデックス投資の代表的な選択肢は、次のようなものがあります。

  1. S&P500(アメリカの代表的な企業500社に投資)
  2. 全世界株式(オール・カントリー)(世界中の株式市場に分散投資)

特に、S&P500や全世界株式は、過去のデータからも安定した成長を続けており、15年以上の投資なら損することがないというデータもあります。

未来は予測できませんが、このような過去のデータは大切にしていきたいですね。

ちなみに、私も資産形成としてS&P500のインデックスファンドを購入していたり、子どもの教育資金をオルカンで運用していたりします。

ようやく投資中級者と言えるくらいの年数になってきました。

おすすめの証券口座は2つです。資産形成は楽天証券、教育資金はSBI証券を使っています。

どちらも無料で口座開設できるのでぜひ開設してみてください。

まとめ

教員が投資を始めるなら、まずは正しい知識を身につけることが大切です。

個別株は魅力的に見えますが、初心者にとってはリスクが高く、失敗する可能性もあります。

そこで、リベ大の本などで学びながら、最終的にはインデックス投資を軸にするのが堅実な選択肢です。

証券口座を開設し、小額からでも始めてみることで、投資の感覚をつかめるでしょう。

教員家庭でも、投資を活用して将来の資産形成を進めることは十分可能です。

まずはできることから、一歩踏み出してみてください!

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