20代の小学校の先生ってどのくらいの収入があって、どんな生活ができるのか知っていますか?
「家計管理をしっかりしないと、旅行や趣味、家族での外食など、余裕が持てないのでは…」と不安になることもあると思います。私たちも、子どもが生まれ1馬力生活が始まるときはそのような不安を抱えていました。
結論から言うと、シンプルで分かりやすい家計簿管理を実践することで、旅行や楽しみも満喫できます!
実際、2024年にはなんと25日も旅行に行くことができました!教員1馬力でも、家計をうまく管理すれば、家族旅行を楽しんだり、自分たちの趣味にお金を使ったりする余裕が生まれるんです。私たちは「マネーフォワード」という便利なアプリを活用しており、支出の把握が簡単になり、目標に向かっての支出管理が格段に楽になりました。
この記事を読めば、小学校の先生世帯のリアルな生活が分かります。ぜひ最後までご覧ください。
また、「お金を貯めたい!」「お金のことを知りたいけど、何からやればいいか分からない!」と思っている方はこちらの本をオススメします!

この記事を書いた人

・旦那が小学校の先生
・育児3年目の20代 もうすぐ二児の母親
・旅行好き✈️ 45都道府県制覇
・家計管理💰
・温泉旅行大好き♨
・自分の経験が少しでも誰かの役に立てばと思い情報を発信
2025年1月の収入
今月の収入は297,790円でした。
今年は大幅に昇給しました。これは公務員の給料が民間の給料にあわせて連動するためです。
特に若手教員は昨年の12月に差額支給として結構な額が入ってきたのではないでしょうか。このインフレ時代、助かります。
2025年1月の支出
我が家の家計簿は2024年から形を変更しました。
大きく分けて固定費と生活費、特別費、遊び費の4つのみに分けています。理由は毎月必ず使うものの変動が一目でわかりやすいと判断したからです。
詳しい理由はこちらの記事で書かせてもらっています。
固定費
そんな固定費の合計は19万0966円でした。内訳について書いていきます。

ローン返済
ローン返済額は76,130円で、収入の25%でした。
マンションを購入しておりまして、家賃ではなくローン返済です。
購入か賃貸というのはお金的に見ると永遠の論争テーマだと思いますが、我が家は購入しました。
ローン返済だけなら収入の25%なのでそんなに多くはないのですが、マンションはこれに加えて諸経費もかかります。
管理費・積立金・駐車場代・水道料金
上記の項目は28,747円で収入の約10%でした。水道料金がこちらに含まれているのは、管理費等と一緒に2ヶ月に一度引き落としだからです。
こちらを先ほどのローン返済と足すと35%になるので、少し収入に対しての割合が多いと思っています。
私たち夫婦は戸建てを買うと管理が絶対できないということがマンションを購入した理由の1つではあるのですが、正直高いですね。
ただ、諸経費が高かったり、修繕費が高くなっていくことも見越して購入しているので想定の範囲内です。(金利の上昇が少しだけ気になっていますが・・・)
収入を上げる努力を夫婦ともに頑張っていきます。
奨学金
奨学金の返済が27,200円で収入の約9%でした。
毎月毎月奨学金の返済が意外と大きいなと感じます。もちろん借りたものなので返すのですが、1馬力で2人分返すのは少々厳しいです。しかも返済が終わるのは38歳なので、まだまだ払い続けます。
大学で学ぶという自己投資に見合った成果を出すまで頑張りましょう。
光熱費(電気・ガス)
光熱費は17,703円で収入の約6%でした。
電気もガスも冬場はとても高くなりますね。夏場の1.5倍以上になっています。我が家のスタンスとしては「無駄使いはしませんが、無理しない」です。効果が薄いしストレスがたまるので、ほどほどにしています。
職場の天引き
職場会費や自動車保険、給食費などは給料から天引きされるのでまとめさせてもらいます。
上記の支出を合わせると14,480円で収入の約5%でした。
給食費も値上がりしているので支出がじわじわと増えていきますが、それでも1食200円程度で栄養満点のご飯を用意してくれる給食制度には日々感謝です。教員が貯金するのに他の職業よりも良い点の1つですね。
ガソリン代
ガソリン代は9,259円で収入の約5%でした。
我が家は2台車を保有しています。今月はどちらも1度ずつ給油しました。ガソリン代も値上がりしていてガソリン税の話題が出ていますが、正直リッター5円上がって50リットルいれても250円。それよりは基礎控除等の引き上げに力を入れてほしいですね。(もちろん助かりますが)
駐車場代
駐車場代が6,055円で収入の約2%でした。
この駐車場の料金は、前項との被りではなく2台目の料金です。正直駐車場料金に毎月6,000円も高いなと感じるのですが、田舎だと「成人人数=車の台数」になりがちで、しょうがないかなとも思います。
生命保険
生命保険に今月かかったお金は6,040円で、全体の約2%でした。
我が家では家族収入保障保険(2人)と私(妻)が県民共済と旦那同様家族収入保障保険に加入しています。
ただ、私の収入保障保険は年払いなのでここには含みません。保険に関しては色々なメディアを通じて必要性について論じられています。どれが正解かは各家庭や人によって変わってくるので一概には言えないですが、我が家は家で過ごしている私(主婦兼フリーランス)に万が一があると、ローンの返済はあるのに子どもを預けるためのお金が必要になるという考えで夫婦ともに保険に入っています。
通信費
通信費が5,352円で収入の約2%でした。
我が家ではアハモと楽天モバイルを使用しています。楽天モバイルは旦那の通勤路で500mだけ圏外になるそうです。それなりに人口の多い市町村に住んでいるのですが、通信環境の改善には少し時間がかかりそうですね。
生活費

我が家では変動費を月6万、毎日2,000円を目安に抑えようと思っています。
昨年は1月だから?調子に乗ってしまい、結構オーバーしたのですが、今年は60,267円でした。
変動費(食費や日用品等)
変動費は42,011円で収入の約14%でした。
変動費には毎月の食費や日用品、子どもにかかるお金などが含まれ、金額が毎月変動します。生活必需品をまとめたものだと思ってください。子どものおむつや衣服等も含みます。
家族交際費(外食、贅沢な食事など)
こちらの項目は家族で遊びに行ったり外食をしたりしたときに数える項目です。
こちらが18,256円で収入の約6%でした。
私たちはマクドナルドによく行くのですが、高くなりましたね。2人でしっかり食べると2000円程度かかるのは少しびっくりしてしまいます。
特別費
こちらの特別費の項目は、毎月定期的には支出しませんが、突発的や一定期間ごとに発生する支出を指します。
特別費の合計は102,704円で収入の約34%でした。
内訳はタイヤ4本購入(雪道を走る可能性があったため)、実家への手土産や正月の食事、サブスク(Amazon)、私の誕生日祝い、妊婦検診です。
ちなみに我が家が入っているサブスクは、アマゾンプライム・マネーフォワード・こどもちゃれんじの3つだけです。
サブスクにかけるお金は一般的な家庭よりも少ないのかなと考えています。
遊び費
お小遣いは毎月2人で25,000円(約8%)。毎年少しずつ上がります。2人でと書いたのは、13,000円と12,000円を毎月交代でもらうからですね。
これに今月は旅行に行きましたので、その分が追加されます。
2025年1月の貯蓄
我が家は毎月新nisaで投資をしています。今年から少しだけ金額をあげて月に40,000円(約13%)を積み立てています。
まとめ
今回の記事では小学校教員世帯の家計について書かせてもらいました。
2025年1月についてまとめると生活費(固定費+変動費)は251,233円でした。
つまり貯金額は、収入-支出(生活費)=46,557円でした。
ここからnisa分の40,000円を引くと6,557円。お小遣い分の18,443円が赤字ですね。
ここに先ほどの特別費や遊び費がのってくるので、大赤字です。
「え、じゃあ去年旅行に25日も行ったのはうそ?」
と、思われた方もいるんじゃないでしょうか。
このマイナス分はどこから補填するかというとボーナスになります。公務員はボーナスが基本的にしっかりと出るので、我が家の考え方としては
- 基本的な生活費と新nisa分、お小遣いという暮らすのに最低限必要なお金は旦那の毎月の給料から
- 車検や誕生日など毎月かからないお金、旅行費、税金などはボーナスから
としています。
同年代では、十分なくらい?毎月の給料から貯金もできています。だからボーナスを特別費や旅行に充てているわけです。(基本的にボーナスをあてにして、貯金や普段の生活をしないように)
結局、、、
何を必要として、何を不必要とするかさえ決めれば小学校教員の給料でも貯金しながら1馬力でも生活できます。(もちろんめちゃくちゃ余裕ではないですが・・・)
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また、我が家の家計簿管理法や教員におすすめの貯金術について詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ!
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