子どものお金の教育7つの方法|お小遣いを工夫した金融教育

 お金のこと 
教員妻
教員妻

子どもにお小遣いを渡しているけど、無駄遣いばかり…

教員妻
教員妻

我が子にお金について教えたいけどどんなことをしたらいいのか分からない…

そんな悩みを抱えていませんか?

お金の使い方を学ぶのは大人になってから…そう思っている方も多いでしょう。

しかし、実は小さい頃から金融教育を始めることが重要です。なぜなら、お金の使い方の基礎は子どもの経験が大きく影響するからです。

みなさんも、大人になって「もっとお金のこと、勉強しとけばよかった…」と思ったことはありませんか?

そこで今回は、家庭内でできる金融教育の方法を7つご紹介します。

この7つの方法は、まだ息子は2歳のため実践できていません。しかし、我が家は株式投資を4年間経験しており、現役小学校教員の旦那とFPを勉強している私が相談して考えたものです。

この記事を読めば、少し工夫するだけで実践できるものなのに、子どもが将来お金で困らないようにするための知識を身につける方法がわかります。

ぜひ最後までご覧ください。

この記事を書いた人

・旦那が小学校の先生
・育児3年目の20代 もうすぐ二児の母親
・旅行好き✈️ 45都道府県制覇
・家計管理💰
・温泉旅行大好き♨
・自分の経験が少しでも誰かの役に立てばと思い情報を発信                       

子どものお金の教育方法7選

私たちが試してみたいお金の教育は以下の7つです!

  1. お小遣い・お年玉の利子制度
  2. お小遣いの年俸制
  3. 主体性を育てるお小遣いのわたし方
  4. 習い事の料金支払い制
  5. 旅行や行きたい場所のプランニング
  6. 欲しいもののプレゼン
  7. 家庭内疑似銀行

それでは詳しく解説していきます!

お小遣い・お年玉の利子制度

方法

お小遣いを使わずに貯めておくと、月初の残金に利子をつける方法

どんな力がつく?

  • お金を使わずに貯めることの価値を実感できる
  • 「利子」という仕組みを体感しながら学べる
  • お金を無駄遣いしなくなる

具体的な方法

  • 毎月の残ったお小遣いの〇%を利子として追加であげる
  • 仮に5%と決めて、1,000円残したら翌月は1,050円わたす
  • できるだけ分かりやすい数字を使う

アレンジ方法

  • 次に紹介する年俸制と組み合わせる
  • お小遣い帳をつけさせ、そこに利子欄を設けることで、視覚的にも理解させる
  • 高学年なら切り上げ、切り捨てを使うと算数にも役立つ

お小遣いの年俸制

方法

1年分のお小遣いをまとめて渡す方法

どんな力がつく?  

  • 長期間のお金を管理する力
  • 計画的にお金を使えるようになる
  • 「必要なもの」か「ほしいものか」を考え、無駄遣いを減らせる
  • 忍耐力が身につく

具体的な方法

  • 1月に年間のお小遣いをまとめて渡す
  • 年間の予算を考えさせる

アレンジ方法

  • ①の利子制と組み合わせると、より必要なものかを考えて使うようになる
  • 初めは2ヶ月毎半年ごとなど、期間を変えてもOK

主体性を育てるお小遣いのわたし方

方法

子どもが自分で提案し、納得のいく理由を説明できたらお小遣いを渡す方法

どんな力がつく?  

  • 与えられるという労働者意識ではなく、自分からお金を得るために行動する事業者的意識
  • 自分から行動する習慣が身につく
  • お金を得るための努力を学べる
  • 交渉力やプレゼン力が育つ

具体的な方法

  • 子どもが今月何をするのか計画を立てる
  • この時、最高額を先に伝えておく
  • 「〇〇をするからお小遣いは△△円」とを親に説明する
  • 計画が親も納得ができるものなら、簡単に契約を結ぶ
  • 月末に、計画通りできたなら要求分わたす
  • 「社長」と呼び合うなど、楽しい雰囲気でする ※暗い雰囲気は絶対×。あくまで楽しく。

アレンジ方法

  • 臨時で仕事をしたときにさらにお金をわたす
  • 兄弟がいるならそれぞれで疑似会社を設立させ、協力させたり競わせたりする(絶対に楽しい雰囲気でする)

習い事の料金支払い制

方法

習い事の料金を一部を自分のお小遣いから支払わせる方法

どんな力がつく?

  • 「やりたいことにはお金が必要」ということを体感できる
  • 自分の本当にやりたいことを主体的に考えて取り組むことができる
  • 習い事に対する意欲が高まる
  • お金の価値を実感できる
  • やりたいことへの責任感が育つ

具体的な方法

  • 習い事の月謝の〇%を自分で支払わせる
  • 実際の支払いは親がするが、お小遣いから天引きする形にする
  • 毎月自分で払う際に、来月も続けたいか聞き、考えさせる

アレンジ方法

  • 子どもが払った分は、投資に回しておくと、投資に関する理解も深めることができる
  • 親が絶対にさせたい習い事があるなら、親もお小遣いから払う

旅行や行きたい場所のプランニング

方法

旅行の計画を子どもに考えさせ、行きたいところを調べさせ、発表させる

どんな力がつく?

  • 限られた予算と時間の中で最善の選択を考える力
  • プレゼン力
  • したいことをするには、相手に納得させる必要があるということを体感させる
  • 情報収集力
  • 家族の意見を調整する力

具体的な方法

  1. 旅行の予算を伝える
  2. どこに旅行に行きたいか考えさせる
  3. 交通費や宿泊費を調べさせる
  4. 予算内でプランニングさせ、プレゼンさせる

アレンジ方法

  • 目的地はあらかじめ決め、家族全員プレゼンを行い、誰のプランがよいか家族で多数決をとる
  • 慣れていないなら、いくつか候補をあらかじめ出してあげるとそれを中心に調べる

欲しいもののプレゼン

方法

子どもが欲しいものについて、親にプレゼンさせる方法

どんな力がつく?

  • 物を買うときの判断力や交渉力が育つ
  • 考える力が育つ
  • 欲しいものを手に入れる喜びを感じる
  • 無駄遣いを防げる

具体的な方法

  • 衝動買いをしない
  • 欲しいもののメリットを説明させる
  • 購入後のルールを子ども自身に決めさせる

アレンジ方法

  • ほしいものをリストアップさせ、1か月後に覚えているものだけプレゼンする
  • 説明時に何%支払うかや、ローンの仕組みを伝えることで、負の複利効果について理解させる

家庭内疑似銀行

方法

親子で疑似銀行を作り、貸し借りを行う

どんな力がつく?

  • お金の仕組みを体感しながら学べる
  • 複利の仕組みを学べる
  • 借金のリスクを理解できる
  • 資産を増やす考え方が身につく

具体的な方法

  • お金の貸し借りを家庭内で行う
  • 利子や返済期限を設定する
  • 複利の効果を実感できるよう、分かりやすい金額かつ低めの金額で行う
  • 実際に投資信託や株などを購入するのもあり

アレンジ方法

  • S&P500などの投資信託を実際に購入し、値動きを体験する
  • 投資信託などを買う際に、中間マージンをとることで実社会の仕組みを知れるようにする
  • 両親で違う金利を設定するなど、条件を増やすのも面白い

大人も一緒にお金の勉強をしよう!

ここまで読み進めてくださった方は、お子さんの教育に対して熱心に向き合う方たちだと思います。

大切なお子さんの「お金の教育」、悩みますよね。

でも子どもにとって一番の刺激は、「親も一緒に勉強している」ということです。

「宿題をやりなさい」と言ってもなかなかしないのと同じで、勉強させたいなら親も一緒に勉強することが大切です。

私たち夫婦は、以下の書籍やYouTubeでお金について学習しました。

勉強が一番身になるのは、「楽しむこと」この本なら楽しみながらお金について学べること間違いなしです!

ぜひお子さんと一緒にお金について学んで、楽しい毎日を過ごしてほしいです。

まとめ|子どもと一緒にお金について詳しくなろう!

子どものお金の教育は、将来の自立に欠かせない大切な学びです。

特に小さい頃からムリなく日常生活に取り入れることで、自然にお金の知識を身につけることができます。

お金の教育は今日からでも始められます。

また、親自身が家計簿を見たり、お金の流れを把握することも子どもへの良い影響につながります。

我が家の家計簿の考え方や最新の家計簿については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

今すぐお金の教育を始めて、子どもに一生役立つお金の知識をプレゼントしましょう!

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