「毎日の忙しい仕事に追われ、家計や貯金のことを考える余裕がない…」と感じていませんか?
教員としての仕事は日々の忙しさが続き、家計の見直しや貯金計画を立てる時間がほとんど取れない、そんな悩みを抱えている方が多いと思います。
しかし、私たち夫婦はその悩みを乗り越え、今では平均以上の貯金を維持しながら、年に25日も旅行に出かけることができました。
「そんな時間がない中でどうやって?」と疑問に思うかもしれませんが、実は、ちょっとした工夫を加えるだけで、教員でも無理なく貯金ができるんです。
忙しい日々でも、効率よく家計を管理し、貯金を増やしていく方法を実践すれば、将来に対する不安を減らし、もっと自由で安心した生活を手に入れることができます。
これからご紹介する方法を取り入れることで、あなたもきっと、貯金ができるようになり、人生にもっと余裕が生まれるはずです。
この記事を書いた人

・旦那が小学校の先生
・育児3年目の20代 もうすぐ二児の母親
・旅行好き✈️ 45都道府県制覇
・家計管理💰
・温泉旅行大好き♨
・自分の経験が少しでも誰かの役に立てばと思い情報を発信
結論:貯金方法7選!
忙しい教員でもできる貯金方法を7つご紹介します。これらを実践することで、無理なく貯金を増やすことができます。
- 先取り貯金や投資
- 家計簿をつける
- 使うべきところと使わないところを決める
- 固定費の見直し
- 変動費を予算内に抑える
- ボーナスを当てにしない
- とりあえず1年間続けてみる
教員の貯金方法7選!
①先取り貯金や投資
貯金や投資を始める際に、最も重要なのは「先取り」をすることです。収入を得たらすぐに貯金や投資を行い、生活費に使うお金を先に確保することで、無駄遣いを防ぎ、確実に資産を増やしていくことができます。特に、収入の10%を毎月貯金や投資に回すことを目標にすることが効果的です。
目標設定をせずに手取りの10%を貯金・投資に回す
まず、貯金や投資に関して大切なのは「目標設定をしない」ということです。目標を立てることが悪いわけではありませんが、最初は無理に目標を設定することを避け、まずはやってみることが大切です。初めはシンプルに、手取りの10%を自動的に貯金や投資に回すというルールを設け、続けることがポイントです。この方法は、貯金や投資に詳しい人や名著でも推奨されています。大切なのは「続けること」であり、目標を立てすぎると逆にプレッシャーになり、途中で挫折しやすくなります。
- 自動的に貯金・投資: 毎月手取りの10%を自動的に貯金や投資に回すことで、意識しなくても確実に資産を増やすことができます。
- 目標設定よりも行動: 最初は無理に大きな目標を立てず、少しずつ積み重ねることが重要です。10%を続けていけば、自然と資産が増えていきます。
- 習慣化する: 継続していくことが最も大切です。目標設定よりも、毎月10%を確実に回すという習慣を作りましょう。
投資の基本的な考え方と注意点
投資を始める際は、まず基本的な考え方を理解しておくことが重要です。投資は長期的な視点で行い、短期的な利益を追い求めるのではなく、安定した利益を目指すことが大切です。また、リスクも伴うため、無理のない範囲で投資を行うことが基本となります。
- 分散投資: 投資先を複数に分けることでリスクを分散し、一つの投資が失敗しても全体の影響を最小限に抑えることができます。
- リスク管理: 投資にはリスクがつきものです。自分がどれくらいのリスクを取れるかを考え、その範囲で投資を行うことが重要です。
- 少額から始める: 初めて投資をする場合は、少額から始めて経験を積みながら投資金額を増やしていくことをおすすめします。
貯金や投資を先取りすることで、時間が経つごとに資産が増えていきます。特に投資を活用することで、長期的に安定した収益を得ることが可能です。今すぐに、手取りの10%を貯金や投資に回し、将来に備えた資産作りを始めましょう。貯金は、いろいろとやってみるより、とにかく先取りする習慣をつけることが大切です。
②家計簿をつける
家計簿をつけることは、貯金を成功させるための第一歩です。支出を把握し、どこに無駄があるかを明確にすることで、節約しやすくなります。特に、日々忙しい教員の方には、手間をかけずに管理できる方法が重要です。そこでおすすめなのが、家計簿アプリの活用です。これにより、細かい記録を手動でつける手間を省き、簡単に支出を管理することができます。
マネーフォワードなど家計簿アプリを活用
「マネーフォワード」などの家計簿アプリは、忙しい毎日を送る教員にとって非常に便利です。これらのアプリを使うと、銀行口座やクレジットカードと連携させることができ、支出が自動で記録されます。わざわざ手で入力する必要がなく、手間を大きく減らすことができます。さらに、支出のカテゴリー別にグラフで表示されるので、どの分野にお金が使われているかが一目でわかります。
- 自動連携: 銀行口座やクレジットカードと連携し、取引が自動で記録されます。
- 簡単な管理: 支出をカテゴリー別に分けて表示し、どこにお金を使っているかがすぐにわかります。
- 時間の節約: 手動で家計簿をつける時間を省けるので、忙しい教員でも続けやすい。
これにより、毎月の支出を把握しやすくなり、無駄な出費を減らすための見直しがしやすくなります。
家計簿のつけ方
もし、家計簿をどのようにつけたらいいか分からず不安を感じている方は、以前に書いた家計簿の記事を参考にしてみてください。この記事では、家計簿を「固定費」「生活費」「特別費」「遊び費」の4つにシンプルに分けて管理する方法を紹介しています。この方法を取り入れることで、支出を把握しやすくなり、無理なく貯金を増やすことができます。支出をきちんと管理することで、家計の改善が一気に進み、無駄遣いを減らすことができます。
家計簿をつけることは、貯金をする上でとても大切なことです。早いうちに始めておくことで、無理なく支出を管理し、貯金ができるようになるでしょう。最初の一歩を踏み出すことが、貯金への第一歩となります。
③使うべきところと使わないところを決める
貯金を効率的に増やすためには、お金をどこに使うかをしっかり決めることが重要です。そして、どこに使うかを決めるということはどこに使わないかを決めるということでもあります。家計簿を見ながら満足度の高い支出と無駄な支出に分け、満足度の高い支出を明確にし、それに沿った使い方をすることが鍵となります。お金を使うこと自体は悪いことではありません。お金は使わないと意味がありません。しかし使い方を考えることで家計にゆとりを持たせ、将来のための貯金をしっかり確保できます。
お金を使う目的を明確にする
お金を使う目的をしっかりと決めることで、無駄遣いを減らし、貯金を増やすことができます。例えば、「家族で旅行を楽しむ」「子どもの教育費を充実させる」といった明確な目的があれば、その目的に合わない支出には必要最低限しか使わないと決めましょう。我が家では、旅行や子育てにはお金を使いますが、衣類や装飾品には最小限しかお金をかけません。これにより、大事な目的のために十分な資金を確保できています。
• 優先順位を決める: まず、何にお金を使いたいのかをはっきり決めます。例えば、「家族全員が楽しめる旅行」や「教育費」などの目的を掲げます。
• 無駄遣いを避ける: 装飾品や流行に流されることなく、必要最低限なものだけにお金を使います。
• 必要なところには惜しまない: 旅行や教育など、家族全員にとって大切なことにはお金をかけます。
お金を使う目的を決めることで、家族にとって必要な支出とは何か明確になり、価値の低い支出を防ぎながら確実に貯金が増えていきます。
④固定費の見直し
家計管理で最も効果的な方法の一つが、固定費の見直しです。毎月支払っている費用を見直すことで、意識せずに続いている無駄な支出を減らし、生活の質を落とさずに節約することができます。実は、固定費の見直しを行う際に、どこにお金を使うか、どこを削るかの基準を明確にしておくことが大切です。ここで、先ほどご紹介した「使うべきところと使わないところを決める」が非常に役立ちます。無駄な支出を抑え、必要なところに集中することで、より効果的な節約が実現します。
使うべきところと使わないところを決めてから見直しを始める
使うべきところと使わないところを決めることで、無駄な支出を明確にできます。この考え方を基に固定費を見直せば、必要ないものに支払っているお金を削減することが可能です。例えば、広い家を借りたものの、実際にはその広さが必要ない場合や満足度が低い場合があります。そういった場合に見直しを行うことで、支出を減らすことができます。また、必要最小限に使う意識を持ちながらも、極端に狭い家を選ばないことも重要です。無理に節約しすぎると、長続きしません。必要最低限とは、必要なものにお金を払うことであり、自分に適切なものを考え、見極めることが大切です。
固定費の見直しで得られる大きな効果
固定費を見直すことで、意外にも大きな効果を得ることができます。例えば、月々の支出を数千円でも減らすことができれば、それが年間では大きな額になります。このお金を貯金や投資に回すことができるため、将来のためにお金を増やすことができ、生活の余裕も生まれます。固定費を見直す際に特に注目すべきは、以下の項目です。
サブスクや契約内容を再確認
現在、多くの人がサブスクリプションサービスや保険を契約しっぱなしにしていることがあります。これらは便利な反面、使っていないのに毎月料金が引き落とされていることも少なくありません。サブスクや保険の契約内容を見直すことで、無駄な支出を減らすことができます。
- 光熱費の見直し: 電気やガスの使用量を減らすだけでなく、プラン変更も効果的です。家庭全体で省エネ意識を持つことで、支出を削減できます。
- 携帯電話料金の見直し: 不要なオプションを外したり、格安シムに変えることで毎月の支出を抑えることができます。
- 不要なサブスクリプションサービスの解約: 使っていない映画や音楽、雑誌のサービスを解約することで、毎月数百円〜数千円の節約が可能です。
- 保険の見直し: 生命保険や自動車保険を再確認し、必要ない補償や過剰な部分をカットすることで、月々の保険料を削減できます。
固定費を見直すことで、毎月の支出が減り、より多くのお金を貯金や投資に回せるようになります。もし、見直しをまだしていないのであれば、早めにチェックしておくことをおすすめします。
⑤ 変動費を予算内に抑える
変動費は毎月の支出額が変わる項目で、家計管理の中でも柔軟にコントロールできるけれど、コスパやタイパは固定の見直しに比べて低いです。食費や外食費などのなかで、無理なく節約できるポイントを見つけるだけで十分です。変動費を管理する際のコツは、細かく分けるのではなく、全体の支出が予算を超えそうかどうかを意識すること。目標を超えなければOKという感じで、深く考えすぎずにやっていきましょう。
食費、外食費などの管理方法
変動費を予算内に抑えるためには、食費や外食費などの支出をどう管理するかが大きなポイントです。これらの支出をコントロールするためには、月ごとの予算を設定し、その範囲内でやりくりすることが大切です。
- 食費の管理: 「必要なものを買おう」と意識するだけで変化があらわれます。また、家での調理を工夫し、外食を減らすことも効果的です。最近では生成AIを活用してレシピを検索する方法もあります。冷蔵庫にある食材を入力すれば、それだけで作れるレシピを何種類か提案してくれるので、無駄なく食材を使い切り、食費を抑えることができます。主婦×生成AIについての記事もぜひご覧ください。こちらで便利な活用法を紹介しています。
- 外食費の管理: 外食は楽しいですが、頻繁に行くとすぐに予算オーバーになります。外食を減らすために、外食の回数には少し気を付けましょう。外食を減らすことで、貯金や投資に回す余裕が生まれます。
変動費を予算内に抑えるための秘訣は、支出の全体像を把握し、目標を超えない範囲で調整することです。月ごとに予算を設定し、その範囲内で収めるように意識することで、無理なく節約が実現できます。予算を超えないように気をつけながら支出をコントロールし、生活の余裕を作り出すことができます。
⑥ボーナスを当てにしない
家計を整えるためには、ボーナスに頼らない生活設計が重要です。公務員の場合、ボーナスが支給される可能性は高いですが、それでも「ないもの」と考えて生活費を管理すると、貯金を加速させることができます。ボーナスを当てにしすぎると、想定外の支出により貯金ペースが崩れるリスクがあります。毎月の収入でやりくりできる生活を目指しましょう。
ボーナスのことは考えず、毎月の収入で支出を決める
ボーナスを生活費に組み込む家計管理は危険です。急な出費やボーナスの変動が起きた際に、家計が一気に苦しくなるからです。公務員の場合、ボーナスが出る可能性は高いですが、確実に手に入るものではありません。そのため、毎月の給与だけで生活費をやりくりする習慣をつけると、収入が減った場合でも家計を安定させやすくなります。
例えば、固定費や変動費を月々の給与内でカバーすることをルール化すると、支出全体を抑えやすくなります。また、「ボーナスがない」という前提で生活を整えると、ボーナスが支給された際に全額を貯金や特別な支出に回せます。ボーナスを生活費に頼らない仕組みを作ることで、貯金が自然と増える家計になります。
ボーナスは大まかに半分は貯金、半分は経験や好きなことに
ボーナスが支給された場合、その使い道を計画的に考えることがポイントです。おすすめは、分かりやすく「半分を貯金、半分を経験や好きなこと」に振り分ける方法。貯金に回す分は将来への安心感をもたらし、経験に使う分は生活の満足度や幸福感を高めます。
『DIE WITH ZERO(ダイ・ウィズ・ゼロ)』の考え方を取り入れると、「お金を貯めすぎることのリスク」にも目を向けられます。将来のために貯金を優先しすぎると、若い頃の貴重な経験や楽しみを逃し、後悔が残ることもあります。そのため、ボーナスの一部を家族旅行や趣味、特別な体験に使うことで、「今を楽しむ」お金の使い方を意識するのが大切です。
ここで、最初に「使うべき部分」と「使わない部分」を決めたことが役立ちます。たとえば、「旅行に使う」とあらかじめ決めておけば、そのために思い切って予算を割くことができます。家族で温泉旅行に行く、気になっていた体験型アクティビティを予約するなど、心に残る体験を通じて、お金以上の価値を得ることができるでしょう。
「お金を溜めすぎることもリスク」と考えながら、未来に備える貯金と、今を楽しむための使い道をバランスよく計画する。それが、ボーナスを最大限に活用するためのコツです。
⑦とりあえず1年間続けてみる
継続の重要性と気楽に取り組む姿勢
ここまで紹介してきた方法なら、無理なく続けることができるはずです。ポイントは、貯金に取り組んでいることを意識しすぎないこと。お金のことばかり考えると疲れてしまうので、「忘れるくらいの気持ち」で家計管理を進めていきましょう。
家計簿は淡々とつけるだけで十分。現代では、キャッシュレス決済を使えばマネーフォワードで自動的に記録されていきます。変動費だけ超えないように過ごすことができればOK。家計管理をできるだけシンプルにすることで、習慣化がスムーズになります。
大切なのは、頑張りすぎないこと。貯金が増えるという結果は、1年後に自然と実感できるはずです。それまでは気負わず、淡々と続けることを心がけてみてください。
1年後の振り返りと予算の見直し
1年間続けた後、振り返りの時間を必ず設けましょう。このタイミングで貯金が増えたことを実感できれば、1年頑張った甲斐を感じられるはずです。そして、その次のステップとして予算の見直しを行います。
振り返り時のポイント:
- 貯金の成果を確認する
家計簿を見返し、どれだけの金額が貯まったのかを確認します。この数字が「無理なく貯められた証拠」になります。 - 予算を再設定する
1年続けてみて無理を感じた部分があれば、そこを緩和します。たとえば、食費が低すぎて毎月苦しかった場合は少し増やしても構いません。反対に余裕があった部分を削ることも可能です。 - 新しい目標を決める
来年に向けての改善案を考え、さらに無理のないプランを立てます。
1年という区切りをつけることで、「とりあえず続ける」意識が持てます。そして、その成果を振り返ることで、家計管理が単なる負担ではなく、自分にとってプラスになる行動だと感じられるでしょう。
「とにかくムリのないように」が続けるための最大のコツです。無理を感じたら調整し、気楽な気持ちで1年間を過ごしてみましょう。最終的に増えた貯金が、次のステップへのモチベーションになります。
まとめ:教員の貯金はシンプルにできる!
教員だからこそできる、無理のない貯金法
これまで紹介した方法を振り返ると、教員としての収入でもシンプルに貯金を増やすことが可能です。ポイントは「ムリなく続けられる仕組み」を作ること。支出の見直し、固定費の削減、そしてボーナスの使い方を工夫することで、生活にゆとりを持ちながら貯金が進みます。無理に節約を追い求める必要はありません。できる範囲で取り組むことで、気付けば結果がついてきます。
とにかくムリのない仕組みづくりと継続が大切
貯金を増やすためには、毎日の管理を無理なく続けることが大事です。支出を細かく気にしすぎず、大きな目標に向けて少しずつ進めていくことが重要です。まずは家計簿をつける、固定費を見直す、ボーナスの使い道を計画するなど、無理なくできることから始めるといいでしょう。シンプルに、そしてコツコツと続けることが、結局は大きな貯金へと繋がります。
貯金は一度に大きく変わるものではありません。続けることが何より大事で、そのためには無理のない方法で進めることが重要です。今日からでも、まずは自分に合った方法を見つけて始めてみてください。気づいた時には、しっかりと貯金が増えているはずです。
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